当店で、使用している石臼は宮城県川崎町にすむ、彫刻家の伊藤聖悦氏の作品です。
コーヒーのために造られた、石臼です。
石臼は豆を切るのではなく擦り砕くことで粉末にすることが、他のミルとの違いです。
つまり、角が尖っておらず丸い形の粉となるのです。(泣き砂と同じ形状をしています。)
粉がまるければ、味もまるくなる???と、伊藤氏は笑って教えてくれました。
石材は蔵王あぶら石(安山岩)、だんだんコーヒーの油で、黒ずんできています。
きれいなみかげ石などは、その黒ずみがシミにみえて汚れて見えるようなので、この石で、造っていただきました。
石臼を回すスピード、豆の入れ方、などなどで、コーヒーの味に差がでます。
ぜひ、お好みの挽き方を習得してみてください。